架空戦記としてのファーストガンダム

 

 「機動戦士ガンダム」の本放送から今年で25年。この四半世紀の間に幾つもの「ガンダム]が描かれてきましたが、今もダントツ一位の人気を誇るのは「ファーストカンダム」です。緻密に構成されていながら自由な解釈も可能な作品世界、人情味あふれるキャラクター、そして無表情でも感情表現豊かなモビルスーツたち・・。 

 今回は、「ソロモン攻略戦」以降のジオン内部の対立、特に、ギレンとキシリアの力関係を軸にガンダム世界で架空戦記しちゃいましょう。

 ゲストには某有名架空戦記作家とガンダムにゆかりの深い某マンガ家の二人の先生を予定しています。「架空戦記の条件って何だろう?」、「ファーストガンダムとそれ以降のガンダムの違いとは?」。

 

「マ・クベが運び揚げた膨大な戦略物資、月面都市グラナダの工業力、これにビグザム開発スッタフが加われば、奴に恐いものなぞ何もない。ソーラレイの完成を急がねば・・。」