btn01-aisatu.jpgkuma-01.jpg

くまくまく〜ま、くまく〜ま。

 ああ、くまくま。はあ、くまくま。さて、くまくま。く〜まくま。くまくまくまくまくまくまくまくまくまくまくまくまくまくまくまくまくま。くま、くまくまくまくま、くまくまくまくまくまくまくまくまくまくまくまくまくまくま。

 くま、くまくまくま。く〜まく〜ま。く〜ま〜。くまくまく〜ま〜。

(くま語)

翻訳

2003年の第42回日本SF大会“とちぎSFファン合宿”T-con 2003の熊倉です。2001年大会での協議の上、「候補」がとれて、晴れて「日本SF大会」の看板を掲げることができるようになりました。今後ともよろしくお願いいたします。

 T-con2003は合宿をメインにすえた大会にしたいと思っています。合宿はいいですよ。その証拠に年次地方コンの大半は、合宿形式ですしね。なんと言っても、人とゆっくり話が聞ける。和室での企画なども多いですし、車座になってゆっくり話をすることができるので、いつもなら聞けないような事だって聞きやすい感じになることが多いですしね。


 熊倉が、合宿をやりたいと思ったのはなぜか?
 ちょっと恥ずかしい話なんですが、続けさせてもらいます。

 熊倉は、学生になりたてのころ、すごい小生意気な小僧だったんです。半可通のくせにその道のプロみたいな知ったかぶりをしたり、知り合いを引き合いに出して、オレにいえばなんでもできるというような口調でしゃべったりと。今思えば、言うだけ言ってごめんなさいもいえないような無責任な小僧だったというところでしょう。そんなこと当時は気づかなかったんですけど。

 それを大学のSF研の先輩たちが変えてくれたんです。サークル活動や年次地方コンのT-CONを通じて、言動に対する責任とか、はじめたことに対する責任とか、いろいろと。一番心に残っているのは、「自分のやりたいことは、自分の責任でやれ」といわれたことですね。そういった指摘やアドバイスに注意して行動していると、そのうち自然と身についてくるんですよね。
 そして、地方コン(合宿)に行って、全国のあちこちの人たちと友達になれたんです。あるときは、いっしょにコンベンションをやったり参加したりしてまた友達がふえていきました。コンベンションをやっていると、またいろんな事を教えてくれる先輩方にもたくさん出会えました。
 出会った人から本当にいろいろと教わってきたんです。

 合宿に行って、いろいろな人とたくさん話をして、友達もたくさん出来て、その人たちと付き合いを重ねることで、ずいぶんと勉強させてもらったんです。
 おかげで、実社会で孤立することも無く、それなりに楽しく過ごせています。学生になりたてのころよりは多少ましになったというところでしょうか。


 だから熊倉は、そういった指摘やアドバイスをくれた友達には本当に感謝しています。他人なんだからほっといてもいいのに、言ったらもう来なくなっちゃうかもしれないのに、それを言ってくれるSFファンの先輩や友人の、強さと優しさにとても感謝しているのです。

 本当にこの世界に入ってきてよかった。そして何より、そういう人たちと出会えて深く知り合うきっかけになった合宿と言うものに参加してよかったと思っているのです。


 ですから、熊倉は、その感謝の気持ちを「合宿」という形で現してきました。地方コンのT-CONです。「合宿」という形式なら、人ととことん話しこめる空間を提供できると思っています。それを日本大会で実現しようという試みが「T-con2003」です。そこに、たくさんの出会いと、語り合える時間を用意したいと思っています。
 参加者のみなさんに、そして、熊倉自身にどんな出会いが待っているのか、終わってみなければわかりません。けれど、大きな規模の合宿です。きっといろいろな人たちと出会えるでしょう。友人の中には、自分の一生に影響を与えてくれる人がいます。そういう人と出会えたら素敵だと思いませんか?
 T-con2003ではそんな場を提供したいと考えています。

 新しい出会いを求めて、とちぎにぜひ来てください。

第四十二回日本SF大会            
“とちぎSFファン合宿”T-con 2003実行委員会
実行委員長             
熊倉 晃生   


[ Return Top-page ]